心を画像化する
「心を画像化する」
ちなみに、私の卒業論文のテーマです。
放射線技師の大学に通っていたんですが、当時、fMRIという検査が出てきた頃で、ちょっと考えたんです。
心って画像化できるんじゃね?( ´△`)キュピーン
結論からいうと、無理です( ´△`)残念
まず、どこにあるか?
頭?
胸?
調べてみると、昔、その存在を証明するべく、解剖しまくりでした。
脳みそほじったり、腸を抜き出したり・・・・・
けれど、存在の証明はできませんでした。
多分、現在もできてないんじゃないかな?
脳神経外科とか、精神神経科とか、色々と心っぽい診療科がありますけど、どれも、脳について調べてます。
いろんな感情がどこから発生するのかとか、イライラしている時の脳の働きとか・・・・
でも、それらは、『心』ではないと思います。
経験的に、ムカッとすると、胃のあたりがもやもやするし、傷つくこと言われると、なんとなく胸が痛くなったりします。
科学的に、脳からの神経回路で体調や内臓に色々な影響を与えているだけです。
けれど、総じて胸あたりがなんとなく影響を受けるので、『心』は胸のあたりにあると思われています。
ま、実際、どんだけレントゲンやMRIで撮影しても内臓が写るだけで、『心』は映らないんですけど。
で、卒論の締めは、『心』という概念的な存在の証明ができないため、画像化することは困難である。(←無理とは言ってない)
さらに、
fMRIの登場で、画像化できるものの幅がこれから大きくなると予想される。
それに伴い、今までSFと考えられてきた、夢の画像化、記憶の画像化などが可能になってくると考える。
心の画像化は困難ではあったが、上記SFのような技術は、近いうちに実現ができるのでないかと、fMRIはその可能性を示俊した。
読書感想文か!!( ´△`)怒
ほんと、昔の私の文書作成能力はひどい・・・・( ´△`)涙
そんなわけで、部屋を片付けてたら出てきた卒業論文のお話でした( ´△`)ノシ