うーん( ´△`)・・・・・
1週間に1つ何か書く・・・・・
と言って、忙しくなって、かけてません( ´△`)悩
今、ちょっとした忙しい時期で、色々と対応に追われてます。
原因は、秋にある学会の発表論文の確認。
フォーマットが決まっていて、「これに書いてくれ」とお願いしているにも関わらず、全然違うフォーマットで投稿してくるし( ´△`)謎
いくつかルールがあるのに、それも無視して投稿するし( ´△`)怒
論文の著者(一緒に研究した人も含む)情報が、論文内で書かれてることと、投稿時に著者の情報を入力するようなシステムなんですが、それとの齟齬が激しかったり( ´△`)憤怒
そもそも論文でなくて、感想文だったり報告書みたいな内容だったり( ´△`)呆
確認作業前の作業の段階で、ひどい状況です( ´△`)疲労
そんなこんなで、約1,000本もの論文に目を通していますが、いつの間にか目も肥えて、内容や書き方について評価するようになってます(ちなみに専門分野ではない)。
私は理系ですが、文系学会のお仕事してます。
まぁ、そうなると、理屈・理論の理系論文に比べると、統計データの扱いや、理屈・理論な雑な感じです。
例えば、物理とかで扱う数字だと『有効数字(有効桁数)』という概念が必要になります。
物理に限らず、統計データには必要な知識だと思います。
たとえるなら、【100】と【100.0】と【1.0×10^2】は意味が違います。
意味が違いますので、計算して出た答えにもその意味が含まれることになります。
簡単な例で言うと、
1.0×1.21=1.2
になります。
ここで出てくる有効数字1.0とは、1.01~1.09までの幅を持っています。(←表現的には誤差といったほうがいいのかな?だから9.95~1.04になるのかな?)
同じく、有効数字1.21は1.211~1.219までの幅を持っています。
計算すると、
1.0
×1.21
-------------
10
20
10
--------------
1.210
誤差を含む数字ですので、計算するにあたり、一番おしりの桁の数字は信頼性に欠けます。
ので、赤字部分は、信頼性に欠ける数字になります。
そうすると、有効数字同士の計算結果としては、一番少ない桁数の桁になりますので、
1.0×1.21=1.2
となります。
自分で、説明しときながら、なんとなくわかりにくいね( ´△`)困
で、この有効数字を使えてない論文が多いんです。
文系だから?とか思ったけど、科学的に検証するとなると、数字の扱いの学習はするはずです。
原稿の内容についてチェックする機構がありますが、あくまで内容(論文の体裁がほとんど。あとは倫理面。)についてのチェックであり、そういった(データや数字)チェックはされないでスルーされます。
論文が「知の集積」って意味では、ちゃんとそういったことしないといけないと思うんですよね。
統計データに大きなズレが生じてたり、めちゃくちゃな数字だったら、統計データの意味がありませんからね。
そのためにも、ちゃんとしたチェックをしてほしいなと思います。
しかし、大学とか大学院ではそういうこと教えないのかな( ´△`)謎
以下、追記(備忘録)
有効数字で、わからないことがあります。
選挙の時に出てくる「投票率」。
例えば、7,777人の国で3,456人投票したとすると、44.44%(0.444387・・・・・)ってなりますよね?
有効数字のルールだと、確かに44.44%で合ってはいるのですが、人間をカウントして計算してます。
これだと、計算が終わるまで(小数点以下いくつになるかわからないけど)の桁数がすべて有意な数字だと思うんですが、それでも、ルールどおりに4桁が正解なのかしら??
ついでに実測値について
定規やメジャーで長さを測定する時(アナログなやつで)、単位mmまで測定できるじゃないですか?
でもでも、それって、測定器(この場合定規やメジャー)が絶対的に正しいという前提の元成立してないですかね?
だから測定すると「38.56m」とかなりますけど、単位mmの部分は不確定な数字だと思うんです。
だから、測定値は単位cmまでじゃないかなぁ・・・・と思います。